技術総合センター・大学での検証(要約)
○試験データ
市販のコーン油を用いて、以下の方法で行った。2ℓの油を200℃で2時間保持し、冷凍のフライドポテト500gを3分間調理。その油を20時間放置。これを1サイクルとし、4サイクル行った。同じ条件で、長持ちプレートを使った場合も比較のため行った。
測定項目は、酸化(AV)、過酸化物価(POV)、カルボニア価(CV)、極性化合物(PC)。
Nr. | AV(KOHmg/ℓ) |
---|---|
1-1 | 0.17 |
1-2 | 0.29 |
1-3 | 0.43 |
1-4 | 0.45 |
2-1 | 0.20 |
2-2 | 0.23 |
2-3 | 0.28 |
2-4 | 0.30 |
○酸化(AV)試験データ
- 酸化(AV)→酸化が低く抑えられた(グラフより)
- 過酸化物価(POV)→POVが下がる結果が得られた。
- カルボニア価(CV)→若干であるが、使用データは下回った。時間軸を長く取った場合、差はさらに広がるであろう。
- 極性化合物(PC)→PCの上昇率が低く推移した。時間軸を長く取った場合、差はさらに広がるであろう。
社内検証(外部依頼)
○試験データ
差し油は毎日15%前後の減量分を新油で追加する。(テストは毎日8時間連続使用の場合です。)
長持ちプレートを使用した場合、3日経過後もほぼ、酸化度が2.5程度で、使用しない場合は3日目から指数が3.5となり以降4.0と続きます。
この事から長持ちプレートを使用した場合に、天ぷら油の寿命の差がはっきり現れているといえましょう。
安全証明
調理器具と同素材のステンレス製、割れたりしません。また、電気・磁石・薬品などを一切使用しておりません。
財団法人日本食品分析センターで調理器具としての安全性を確認し、下記項目で安全であるむね証明されております。
1.鉛
2.アンチモン
3.カドミウム
上記は一切検出されておりません。